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ホーチミンPhuMyHungで海外旅行気分! 文章・写真  加地恵美子
   
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7区Phu My Hungにご案内します!
読者のみなさま、こんにちは。前回ベトナム・ホーチミンの『Le Thi Rieng Park』と『Binh Quoi 1』をご紹介してから、あっという間に月日が経ち、今回なんとベトナムからの報告は最終回を迎えます。ご愛読ありがとうございました。四季がなく年中暑いか暖かいかのどちらかで、草木が冬支度をする日本の秋模様は全く感じることができませんが、よく言えば色鮮やかな草木が年中楽しめるというわけで、うっすら汗をかきながらPhuMyHung地区へ取材に行って来ました。この地区は、日本を始め欧米諸国からの駐在員が多く住む高級住宅地。ベトナムの雑踏を抜け出して、タイムマシーンで近未来都市へ来たみたい!観光客が大勢集まる1区のDong Khoi通りにあるLucky Plaza前から1時間に1本バスが出ています。このバス、なんと片道1万ドン(50円)!タクシーだと安くても10万ドンはかかりますから、破格の値段と言えるでしょう。クーラーも効いて快適ですから、ぜひおすすめ!そして運好く隣に座ったおばちゃんが「このみかん、ジューシーよ、食べる?」と、おすそ分けしてくれる。こともあります。マンションの家賃が1ヶ月30万円というこの地区に住む方々は、ベトナム人を含む外国人(あれ?私が外国人?)がほとんど英語で会話しています。みかんをくれたおばちゃんは、マレーシア人かインドネシア人か、大きいくくりでアジア人でした。
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1枚目の地図の右上「Grand View」が今回の取材地です。バスを降りたらGloria Jeansのカフェや、建築的にデザインされたマンションが立ち並んでいましたよ。 マンション群の道路の中央分離帯に、小さな川や椰子の木、なにやらオブジェのようなものも点在していました。ベトナムの国花である蓮の花は、ここでも健在☆彡
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蓮の花だけでなく、Weddingアルバムの写真を撮影するカップルもやっぱり健在。ここだけでなく、このあと沢山のカップルに遭遇しました。この地区は、まるで映画村です。同僚ベトナム人教師のアルバムを見せてもらったことがあるのですが、ベトナムのカメラマン&撮影技術は、けっこう腕がいいようです。
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カメラ片手に歩いていると、急に大雨が降ってきました。ふと見ると、天から下りてきたかのように私の目の前に日本料理のレストラン「赤とんぼ」が!入らない手はない!中華丼のランチセットは、うずらの卵が3つも入って、茶碗蒸し、味噌汁、煮物、おまけにベトナムコーヒーとアイスクリームもついてきましたよ。
雨がやむのを待って取材再開。おっと、この高級車たち、すっごい絵になりますね。はい、この高級住宅地PhuMyHungは、バイクがほとんど走っていません。それがなによりベトナムを忘れる瞬間です。バイクの音がしないので静か。私にしてみれば、ちょっともの寂しい気持ちになってしまうほど。
マンションそのものも、かなり近代建築だと言えるでしょう。もっとも、どんなに上等に見える建築でも構造そのものは「レンガ」なので、地震がない国で本当によかったねって思いますが。(小さいレンガを一つ一つ積み重ねる大工さんを見ていると、建設もすごいなぁと思うけど、解体の方もトントン叩いてビル1軒を手作業で壊しちゃうので、人力ってすごいです…。)
Ho Ban Nguyet公園に着きました★
バスを降りてから30分。ぷらぷらと散歩しながら公園に到着しました。遊具も椅子も何もない公園だけど、散歩道と植栽の計画はしっかりされているように思います。雨上がりで空気中のゴミが洗い落とされたみたい。とても鮮やかなみどりが目に飛び込んできます。
はい、また遭遇しました。アルバム制作にいそしむカップルたち。この丘は、ベストスポットですね。彼女の真っ赤なドレスと緑のコントラスト、丘の向こうに広がる青い空と白い雲。一生の思い出に撮っておいてくださいね。と言いながら、そんな彼らを私も撮っておきました。
小さくて可愛い花の中に、なにやら黒い物体が…。ん?これは?ゴミ箱!?そうです、これはゴミ箱です。しかも古タイヤで作られているではありませんかっ!?大きなふたが重そうですが、バイク天国のホーチミンならではの発想ですね。
なにをかくそう、私は橋好き。九州の熊本県・天草諸島にかかる牛深ハイヤ大橋は、関西国際空港を手がけたイタリア人建築家レンゾ・ピアノの設計ですが そんな橋をバイクで通ってみたり、ベトナム各地に流れる川にかかる橋を遠くから撮影してみたり。で、今回も見付けました。近代的なデザインの橋。この橋、完成するのにかなりの期間を要したそうで、日本人向けフリーペーパーにもとりあげられていました。橋を渡りきった向こうには、2区の高級マンション群がどーんと待ち構えています。本当にベトナムにはお金持ちがたくさん住んでいるんですねぇ。
それではこのへんで公園を出て、バス停に戻りましょう。また道端のお花を撮影しながら。人の生活区域にこうして植栽計画のされた遊歩道があるというのは贅沢なものですね。日本にいれば当たり前のことも、何もない途上国で生活していると日常生活の中にはデザインはほとんど存在しない。「デザインが人の心をどれだけ癒すか」ということにあらためてハッとする瞬間に何度遭遇したことか…。穴凹だらけだった歩道が、ある日とつぜん植木とタイルで統一されて綺麗になっていたりする。ホーチミンは今どんどん進化しています。人をつつむ空間のデザイン、自然をデザインする造園。物質的に豊かになって、はじめて文化的なことに目が向けられます。発展して欲しくないベトナムらしい路地裏を残しつつ、みんなが心地よく暮らしていける生活空間が創造されていけば嬉しいですね。
ぷらぷら歩いて川に出ました。人工的に作られた川ではなく、メコン川という大河にそそぐSaigon川です。川岸の遊歩道を歩きながら、ジャングルの向こうにそびえるマンションを撮影。なんとも不思議な光景です…。
3回に渡るホーチミンの公園ガイドをご覧いただき、ありがとうございました。私自身もこの執筆のお話をいただいたことによって、本来行かないであろう場所にも足を運ぶことができ、本当によかったです。次回は、どこの国からレポートできるのでしょう。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
西 紀世美
建築デザインに興味を持ち、大学で専攻したものの、今はベトナムで日本語教師をしています。この10年をざっと振り返れば、南国に惹かれて鹿児島へ移住。きょろきょろヨソミをしながらも、家具屋や設計事務所でぎりぎりデザインに関わっていました。が、何を血迷ったか途上国に逃走。JICAの派遣で、モンゴル国立教育大学のデザイン科講師となりました。あたたかい地に憧れていたはずが・・・そこは・・・マイナス35℃。そして今、ここベトナムは、年中プラス35℃。人間は、どこでも適応して生きていけるのだ!と身をもって実践中。

ブログ『ひつじ肉大好き娘ベトナムへ行く』
http://thit-max.seesaa.net/
 
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